顧客満足度調査でホンダゼストが軽自動車初期品質のトップ

ホンダのゼストに乗っている人は概ね満足しているようです。

顧客満足度調査の国際的な専門機関であるJ.D. パワーは、2008年日本軽自動車初期品質調査の結果を発表した。

今回、軽自動車を新車で購入したユーザー4255人を対象に、購入後2〜7カ月での車両の初期品質を調査した。“製造不具合”と“設計不具合”の２つのカテゴリーにおける合計222の不具合指摘項目について、実際に経験したものをユーザーに指摘してもらい、100台あたりの不具合指摘件数として算出した。

モデル別ランキングでは、ホンダ・ゼストが第1位となった。ちなみに同車は、昨年の結果では第4位。製造不具合が第1位、設計不具合が第2位であり、総合的な初期品質の高さが第1位獲得に結実している。また、女性ユーザーの不具合指摘件数は、昨年は男性ユーザーの1.6倍であったのに対し、今年はほぼ同数となった。なかでも外装分野、装備品分野、シート分野での不具合指摘件数が減少した。

一方装備品分野では、軽自動車業界全体で、女性ユーザーからの不具合指摘が多い傾向にあり今後の課題となっているが、ホンダ・ゼストは、この分野でも改善が見られた。