これ以上ガソリンが高くなれば車を手放す46％

リッター200円も目の前に迫ってきました。このような決断を下す日もそう遠くないような気がします。ハイオク仕様ならなおさら辛くなりますね。

GMOリサーチのアンケート調査によると、46％の人は今後もガソリン価格が高騰すれば「車を手放す」と回答した。車を手放す決め手となるガソリンの価格は1Lあたり「200円」が12％、「同250円」が18％、「同300円」が28％となった。

6月19—23日の期間、消費者を対象にインターネット上で物価上昇の対策や環境意識を調査した。有効回答数は2万3544。石油情報センターによると、6月23日時点のレギュラーガソリン価格は全国平均172円。同月30日時点では横ばいで推移している。

自動車を運転する際、69％の人が「経済速度を心がけ、急発進、急加速をしないようにしている」という。「アイドリングはできる限りしないようにする」は60％、「タイヤの空気圧を適正に保つ」は53％だった。

またガソリンのほか、小麦粉やバターの価格上昇対策を尋ねたところ、「マーガリン／オリーブ油で代替する」「和食へ移行する」といった回答が目立った。パンや菓子の材料は「米粉／豆腐やおからで代替する」という人も多かった。

日常生活で行っている環境への配慮は「こまめな消灯」が80％、「冷暖房を不必要につけたままにしない」が71％などだった。GMOリサーチによると、すでに多くの人は日常生活で環境を意識した行動をとっている。環境への配慮と節約を結びつけて考えており、積極的に取り組む傾向が見られるという。