アメリカで日本車が信頼性で高評価を獲得

もっと日本車は評価されていくと思います。

米『コンシューマーレポーツ』が、2009年の新車信頼性に関するレポートをまとめた。それによると日本車が高得点をマーク。北米メーカーではフォードが高順位につけた。

この調査は、米『コンシューマーレポーツ』が北米の新車購入者を対象に、その車の信頼性の高さを調査したもの。調査対象は信頼性に特化しており、動力性能や旋回性能といった動的性能は調査に含まれない。

140 万人のコンシューマーレポーツ読者から寄せられた調査結果では、最高点をマークした48モデルのうち、日本と韓国の自動車メーカーが36台を占めた。内訳は、トヨタ車が18台、ホンダ車は8台、日産は4台、ヒュンダイ（韓）、キア（韓）、スバルはそれぞれ3台ずつランクインするなど、日本車が高得点をマークする結果となった。

また、ファミリータイプのハイブリッドカーが高順位につけたのが今回の調査の特徴で、平均以上の点を記録した37台のうち、20台がハイブリッドモデルだった。

いっぽう北米メーカーでは、フォード系が健闘を見せ、フォード、マーキュリー、リンカーンの51車種のうち、約90％にあたる46台が平均点かそれ以上のスコアを獲得。なかでも得点が高かったのは前輪駆動仕様の「フォード・フュージョン」（写真3）とその姉弟車の「マーキュリー・ミラン」（写真4）、それに「シボレー・マリブ」のV6モデルで、これらは「ホンダ・アコード」と「トヨタ・カムリ」のV6モデルを上回った。

また上級車カテゴリーでは「リンカーンMKZ」（写真5）の前輪駆動モデルが、同クラスの定番である「アキュラTL」や「レクサスES」を凌駕した。