阿部商会からポルシェ専用の鍛造ホイール登場

　自動車用パーツやカー用品を幅広く手がける阿部商会は、取り扱いホイールブランドの「Schonheit（シェーンハイト）」より、ポルシェ911専用鍛造ホイールの『M7R』をリリースした。

　

　この製品は、長年販売していた『AUTOSTRADA SPREAD M7 Design』の後継を担う、ポルシェ専用のハイパフォーマンスホイールである。対応車種は996から997まで。製造は、『CS7』と同じT6061超ジュラルミン素材鍛造方法を採用している。

　

　また、メッシュスポークの側面にボーリング加工で溝を掘ることにより、強靭性と軽量化を両立。19インチでは、リヤ専用デザインを採用している。

　

　なお、同製品にはタイヤ空気圧モニターの『TIREWATCH TPMS』が標準装備される。

 

オートエクゼからデミオがもっと楽しくなるチューニングキットが登場

　国産コンパクトカーの中では、最もスタイリッシュなフォルムを持つマツダ・デミオ。そのデミオを、さらにアグレッシブに仕立てあげるキット『DE-04』が、オートエクゼから発売された。 　 　フロントバンパー&グリルやヘッドライトガーニッシュといったエクステリアパーツから、スプリング&ダンパー、マフラー、アジャスタブルスタビライザーリンクといったチューニング系アイテムまで、14種類がラインナップ。いずれも美しさと機能と使いやすさを兼ね備え、デミオのスポーツ性能を高めてくれるアイテムばかりだ。現行モデルであれば、マイナーチェンジ前後どちらにも適合する。

オクヤマから安全性とボディ剛性を高めるスカイラインクーペ用ロールケージが登場

　コンペティションシーンで培ったノウハウをパーツ開発にフィードバックするオクヤマ。主力商品である『ロールケージ』に今回、スカイラインクーペ用が加わった。

 

　パイプ径40φ、肉厚2.0mmのSTKM13炭素鋼をロールケージの素材とすることで十分な強度を確保。万が一の横転時にキャビンの変形を最小限に抑える他、ガセットプレートを介してメインアーチをBピラーと固定することで、ボディ剛性の向上も実現している。

 

　また、限りなくピラーに沿って装着できる設計のため、視界を妨げないのもポイント。形状は6種類が用意され、目的に合ったタイプを選ぶことができる。

 

TOM’SからMR-Sの走りに磨きをかけるボディ補強パーツが登場

　トムスがMR-Sに向けて6種類のボディ補強パーツを発売した。

 

　まず『アッパーパフォーマンスロッド・フロント＆リア』は前後のボディ剛性を高め、シャープな回頭性やスタビリティの向上を実現する。

 

　また、シャシーとフロントメンバーを結合するのが『サスペンションメンバー強化ブレース・フロント』。フロントのボディ剛性とロアアーム支持剛性を向上させ、ジオメトリー変化の減少によるリニアなステアフィールと剛性感ある走りをもたらす。

 

　さらに『ロアボディ強化ブレース・リア』は、リアサスペンション周りの剛性とロアアーム支持剛性を向上させてリアの安定感を高め、『ロアパフォーマンスロッド・フロント＆リア』は前後ロアアームやステアリングギヤボックス支持剛性、リアサスペンションメンバー剛性のアップに貢献する。

 

　装着に当たって、樹脂製カバーのカットなど小加工が必要なパーツもあるが、基本的にはボルトオンでの取り付けが可能。ボディ剛性アップによって、MR-Sの走りに安定感と楽しさがプラスされることは間違いない。

 

HKSからLS600hに勝てる！ LS460用SCキットが登場

　日本車の最高峰高級サルーンであるレクサスLSを、史上最高のサルーンに昇華させる、それがHKSの『GTスーパーチャージャーシステム』だ。

　

　LS460に専用設計のGTS8550コンプレッサーを装着することで、低回転から湧き上がる豊かなトルクを実現。まるで6Lクラスの大排気量エンジンになったかのような感覚を味わえる。そのパワーは427ps/6390rpm、54.9kgm/4050rpmにも達するので、まさに異次元の走りを実現してくれるのだ。

　

　キットには、カーボン製のエアクリーナーボックスやエンジンルームカバーが付属しているので、エンジンルームのルックスもガラリと変わり、高性能を見た目でもアピール。パワー、トルクともにLS600hを上回り、しかも車両重量も軽い。価格はそれなりだが、それでもLS600hを購入するより安く済むのだから、見逃す手はない。

 

辰巳屋がコストパフォーマンスが自慢のサスペンションキットを発売

　アフターマーケット向けのカーパーツやモータースポーツパーツ､カー用品などを手がける辰巳屋は、サスペンションキット「STREET RIDE DAMPER」シリーズの新製品『TYPE-WAGON』をリリースした。

　

　今回の新商品は、街乗りでの軽快さや快適な乗り心地、スタイリッシュさなどをリーズナブルな価格で追求したもので、車種別専用減衰力セッティング を採用。ストラットタイプは高い剛性性能を発揮する倒立式構造。車高調整もプリロードを変えずに可能となっている。

　

　また、足まわりから車内に伝わる異音を抑制するため、特殊ラバーブッシュアッパーマウントを採用。従来のクロームメッキ処理に加え、特殊コーティング処理も施すなど、優れた防錆性能も特徴となっている。

 

HKSからサーキット派必須！ R35GT-R用デフオイルクーラーが登場

　R35GT-Rでサーキット走行などを行う際に、気を付けたいのがデフオイル。530ps、62.5kgmというハイパワーを4WDで駆動するGT-Rはデフへの負担も大きく、デフオイルの温度が非常に高くなってしまうことがあるのだ。

 

　そんな心配を解消してくれるのが、HKSから発売された『R35ディファレンシャル・オイルクーラーキット』。コアもオイルポンプもR35GT-R専用設計で、GT-Rにふさわしいハイクオリティだ。装着場所はリヤアンダーカバーの中だが、専用のエアダクトが効率的に外気エアを導入。そのエアダクトも、CFRP製というこだわりだ。

　

　HKS社内のテストでは、富士スピードウェイにてデフオイルが約37℃も低下したという。また、DCTオイルが約5℃、冷却水温度も約3℃低下するという効果も出ている。GT-Rのポテンシャルを発揮させるためにも、サーキット走行派なら、ぜひとも装着しておいきたい。

 

阿部商会がランクルプラド用ダンパーを発売

　阿部商会は、取り扱いブランドのビルシュタインより、『トヨタ・ランドクルーザープラド（2.7Lモデル）』用ダンパーを発売した。

　

　今回のダンパーは、オンロードでの性能に照準をあてたもので、背の高い4×4に見られがちな不安定なロールやゆさゆさ感、手応えの薄いハンドリング、安定感の無いロールなどを抑制。しっかりとしたハンドリングと乗員に優しいしなやかな乗り心地を追求している。

　

　構造は操作安定性に優れるモノチューブ（単筒）高圧ガス式構造を採用。ピストンは46mmの大径で、微細変化から強い入力まで、正確に減衰をコントロール。路面追従性を向上するとともに、タイヤのばたつきを抑え、安定した走りを実現している。また、外形50mmのモノチューブ採用で、豊かな作動油量を確保。ハードな走行でも高い耐久性を発揮する。

　

　なお、フロント用にはCリング式の車高調整機構も備わっている。

 

SEVから車内に置くだけで、乗り心地がグレードアップするパーツが登場

　物質を活性化してそれが本来持っている力を引き出すSEV。レースの世界でも使われており、クルマ好きにはもうすっかりおなじみだ。そのSEVの新しい技術「ナノSEVテクノロジー」を搭載した新製品が『SEVセンターオン　スタイルシリーズ』だ。

 

　最大の特徴は、クルマの中央（センターコンソール付近）に置くだけ、という手軽さ。それだけで金属の余分な歪みを低減し、車体に伝わるエネルギーのバランスを整えてくれるので、足まわり、駆動系、エンジンなどの動きのバランスが良くなり、さまざまなロスを減らす効果がある。

　

　ラインナップは『SEVセンターオン　スタイル　クルージング』と『SEVセンターオン　スタイル　レーシング』の2種類。『クルージング』は動きをスムーズにして上質な乗り心地に、『レーシング』は動きをクイックにしてダイレクトな乗り心地が味わえる。装着が簡単なので、SEVは初めて、という人も手軽にチャレンジできるのがうれしいのだ。

 

HKSからFD3Sのための大口径シングルテールマフラーが登場

　ターボを知り尽くしたHKSが贈るターボエンジン専用マフラー、それが『スーパーターボマフラー』だ。このたび、そのラインナップにRX-7(FD3S)用が仲間入りした。

　

　ノーマルから500psくらいまでのチューンド仕様にまで対応し、出口は124φという大迫力。それでいてJASMA認定の静かさなので、街乗りも非常に快適だ。

　

　ひとたびアクセルを踏み込めば、軽快なサウンドと共に抜群のレスポンスとスムーズなエンジン回転を楽しめる。名車FD3Sをもっともっと楽しむために、2本目のマフラーとしてもオススメだ。