中古車販売店の顧客満足度、ホンダが3年連続トップ

雰囲気の良いディーラが今後は生き残っていくのかもしれませんね。

CS（顧客満足度）に関する調査・コンサルティングの国際的な専門機関であるJ.D.パワー アジア・パシフィックは、2008年日本中古車ユーザー購買実態・購入満足度調査の結果を発表した。

3回目となる今年は、正規販売店（国産車メーカー系および輸入車系の正規販売店）または中古車専業店から1年以内に中古車を購入したユーザーを対象に2008年6月にインターネット調査を実施し、総計5474人から回答を得た。

今回の調査では、中古車ユーザーの車両購入に関する総合的な満足度に影響を与えるファクターを明らかにしている。それらは“契約・納車”、“セールス担当者”、“購入車両”、“店舗・展示”の4つで、各ファクターにおける複数の詳細項目に対する顧客の評価を基に総合満足度スコアを算出している。

調査の結果、総合満足度が第1位だったのは3年連続でホンダ販売店となった。ファクター別でも、すべてのファクターでランキング対象中、最も高い満足度を得ている。特に、ホンダ販売店の強みである“セールス担当者”は正規販売店平均を上回っていた。

第2位は、ダイハツ販売店。ファクター別でみると、“購入車両”が高い満足度で、装備品やその状態、走行性能、外装・内装の状態の評価が上がっていた。なかでも、知りたいことやニーズを理解する能力、車全般に関する知識の豊富さの評価が上がっていた。

第3位はマツダ販売店、第4位はトヨタ販売店で、ランキング4位までの販売店が正規販売店の平均スコアを上回った。