新車自動車のセールス店満足度でレクサスが首位。いっぽうトヨタは･･･

新車販売が芳しくない現状で生き残りをかけてサービスをあげる必要があります。ランキング結果としてはトヨタの順位が意外です。あぐらをかいているのか？？

CS（顧客満足度）に関する調査・コンサルティングの国際的な専門機関であるJ.D. パワー アジア・パシフィックは、2008年日本自動車セールス満足度（Sales Satisfaction Index：SSI）調査の結果を発表した。

今回の調査は、乗用車を新車で購入した際の販売店の対応に関する顧客満足度を総合的に分析するもの。

今年で7回目を迎える今回は、調査設計の改訂を行い調査対象者に軽自動車顧客を加え、調査項目についても大幅に刷新。調査は、新車購入後2~8カ月が経過した国産および輸入車ブランドの乗用車保有者を対象に2008年5月から6月にかけて郵送調査を実施し8252人から回答を得た。

販売店の総合的なセールス満足度に影響を与えるのは5つのファクターで、セールス担当者、購入条件、営業体制、店舗施設、商品展示となっている。

ブランド別総合満足度ランキングは、ランキング対象となった12ブランドのなかでレクサスが第1位となった。レクサスは、総合満足度を構成する全てのファクターにおいても、ランキング対象ブランド内で最も高く、なかでも店舗施設や商品展示か評価されていた。

第2位はBMW、第3位はフォルクスワーゲン、第4位はメルセデス・ベンツとなり、第2位から4位までを輸入車ブランドが占めた。第2位のBMWは、全てのファクターでレクサスに次いでいて、なかでも商品展示が評価されていた。

第5位にはホンダ、ニッサンが並び、第7位はスバル、第8位はマツダ、第9位はトヨタと続いた。これらの5ブランドは、ほぼ同じ満足度水準となっていた。