ランボルギーニ社が上半期の財務業績が新記録達成

いやはや景気の良い話は本当に久しぶりな気がします。
お金を持っている人はもっているんですねぇ。

アウトモビリ・ランボルギーニS.p.Aは、2008会計年度の上半期で、再び記録となる財務業績を達成したと発表した。

イタリア・サンタアガタ・ボロネーゼを本拠地とし、長い伝統を誇るアウトモビリ･ランボルギーニは、2008年上半期で前年同期比5.7％増となる 1309台の車両を販売（2007年同期：1238台）。さらに、売上高と税引き前利益でも新記録を樹立し、売上高は、前年同期の2億5310 万ユーロから9.6％増加して2億7740万ユーロとなった。

税引き前利益は、他の主要な指標と比較して大幅に増加し、前年同期比32.5％増となる3500万ユーロ（2007年同期：2640万ユーロ）。

数々の伝説的なモデルをうみ出してきた長い歴史のなかで、同社は現在、最新かつ最も魅力的なモデルラインナップを揃えている。また、新たなモデルとなるランボルギーニ・ガヤルドLP560-4が今春世界中で発売され、各市場から高い評価を得るとともに、製品ポートフォリオにさらなる魅力を追加した。

今回の財務業績達成は、2008年のムルシエラゴとガヤルドの需要は好調で、新型ガヤルドLP560-4によって新たな需要が喚起されたことにより、2008会計年度の上半期の記録につながったという。

なおアウトモビリ･ランボルギーニは、グローバルかつ利益の出せる成長を強化するために世界中でディーラー･ネットワークの拡大を続けていて、2008年上半期には8カ所の新たなディーラーを開設し、2004年に65カ所だったディーラー数は、現在では114カ所となった。

またアウトモボリ･ランボルギーニの社長兼CEOのステファン・ヴィンケルマンは「会社が黒字に転換してからわずか3年ですが、当社は毎年新記録となる業績を残し、さらなる新記録達成に向けて順調に駒を進めています。同時に、当社のラグジュアリー･カー･ブランドが、非常に高い利益を生み出せる自動車メーカーのエリート･グループの一員となったことを誇りに思っています。しかし、我々の仕事はこれで終わりではありません。我々は、収益性と国際的なブランドの存在感をさらに引き上げるべく尽力してゆく所存です。」と語った。