あの幻のトミーカイラZZが、今秋EVで復活予定

非常にインパクトのある自動車でした。EVでさらに華麗に復活ですね。

京都大学発のベンチャー企業、グリーンロードモータースは、幻のスポーツカー『Tommykaira（トミーカイラ）』シリーズを電気自動車（EV）として復活させると発表した。

トミーカイラとは、かつて京都に拠点を構えていた、小規模のスポーツカーメーカーである。同社の開発した『Tommykaira ZZ』は、オリジナル車体設計によるハンドメイドの市販スポーツカーとして200台以上を量産。国内だけではなく、海外でも多くのメディアに取り上げられ、今なおコアな人気を誇っている。

　一方、『ZZ』の後継モデルとして開発が進められていた『Tommykaira ZZ II』だが、こちらは市販が見送られ、幻のスポーツカーとなってしまった。しかし、ゲームソフトなどで登場車種に取り上げられるなど、スポーツカー・ファンの間では、今もその復活が期待されている。また、同車は電気自動車に適した軽量設計による新開発のスペースモノコック・シャーシを採用しており、安全性、耐久性、そしてドライバーの快適性を飛躍的に向上させている。

グリーンロードモータースは、これらを電気自動車として復活させ、量産販売についても検討。プロジェクト統括責任者として、かつてのトミーカイラの創始者である冨田義一氏も参加している。

なお、試作車は今年11月に発表の予定。