ニスモからZ34用スポーツリセッティングを発売

日産のフェアレディＺ３４に乗っている人に朗報です。

ニッサン・モータースポーツ・インターナショナル（ニスモ）は、『日産フェアレディZ（Z34）』用のエンジンチューニングメニュー『NISMOスポーツリセッティング』を設定。NISMO大森ファクトリー、および全国のNISMOエキスパートショップを通じて、9月22日より発売する。

今回発売される、フェアレディZ（Z34）用『NISMOスポーツリセッティング』は、Version NISMO用（TYPE-1）と基準車用（TYPE-2）の2種類をラインナップ。TYPE-1はサーキット走行時の他車との速度差による危険回避を目的とし、スピードリミッターのみ変更した仕様（専用ECM）となる。

　一方TYPE-2は、スピードリミッターの変更に加え、従来のスポーツリセッティングと同様、専用ECMなどの採用によりそのエンジンが本来持っているパフォーマンスを最大限に引き出し、よりスポーティなエンジン特性へ進化させるチューニングメニューとなっている。

具体的には、左右バンクを独立させた排気システムにより、優れた排気性能を実現する『Version NISMO用等長フルデュアルエキゾーストシステム』を採用し、排気性能の向上に合わせてECMをチューニング。スピードリミッターの変更に加え、中低速域でのアクセルレスポンスが向上し、発進時や加速時にスムーズでスポーティな加速感を体感できる。

システム内のリアマフラーは、ノーマルバンパー形状に合わせた専用設計。専用等長フルデュアルエキゾーストシステムは専用ECMとの組み合わせで、「交換用マフラー事前認証制度」に基く交換用マフラーの事前認証を取得している。

なお、TYPE-1、TYPE-2とも、スポーツリセッティング専用品への交換に伴い不要となる、純正ECMの下取りを実施。より身近な価格設定を実現している。

■価格
・TYPE-1：15万7500円（ECU下取り有：8万8200円）
・TYPE-2：29万4000円（ECU・マフラー下取り有：22万4700円）