ボッシュから寿命の長いシルバーーバッテリー発売

高性能で長持ちするバッテリーがほしい方に朗報です。

自動車用アイテムを幅広く手がけるボッシュは、国産車用シルバーバッテリーのラインナップを刷新。「長持ち」性能を重視したシルバーバッテリー『ハイテックシルバーII』を発売した。

『ハイテックシルバーII』は、ボッシュの市場調査においてユーザーから回答の多かった、「長持ち（長寿命）」、「手間がかからない」という要望に重点をおいて開発されたアイテムだ。

「長持ち（長寿命）」を実現するため、内部極板には耐腐食性・高温時の耐久性に優れた鋳造シルバー合金を採用。従来の鋳造式シルバーカルシウム鉛合金極板から、大幅な性能向上を実現した。また、プラス極板のペースト（活物質）を従来品よりさらに高密度化し、バッテリー上がりの原因の1つとされているペーストの軟化、脱落を防止。バッテリーをさらに長寿命化させている。

　同時に、より「手間がかからない」ことを追求するため、トッププレートには特殊電解液還元構造を採用。補水キャップも無くし、バッテリー液の補充が不要な完全メンテナンスフリーを実現した。

なお、こうしたロングライフ性能・メンテナンスフリー性を保証するものとして、ボッシュでは本製品に業界最長の『3年走行距離無制限保証』を付帯している。

このほかのバッテリー性能も大きく一新されており、今回グリッド（極板格子）には新開発のファインメッシュ・グリッドを採用。導電性能が向上し、優れた放電性能を実現した。さらに、マイナス極板のペーストにカーボンを配合させることで、充電受入性能が従来品より5割も増加。現在車種が増えている充電制御車にも対応している。

なお、本製品の発売にあわせ、ボッシュでは国産車用シルバーバッテリーのラインアップを刷新。フラッグシップであった『ハイテックシルバー』と『メガパワーシルバー』を『ハイテックシルバーII』に統合し、ラインナップを『ハイテックシルバーII』と『メガパワーシルバーライト』の2種に整理した。

■価格：オープン