レーマー、 汎用型ISOFIX対応のチャイルドシートを発売

チャイルドシートを探している人に朗報です。

欧州大手のチャイルドシート専業メーカー、独レーマー社の国内販売を行うVCJコ?ポレーションは、汎用型ISOFIX（アイソフィックス）規格に対応した幼児用チャイルドシート『デュオ・プラス』を、3月上旬よりベビー用品店やカー用品店、オンラインショップなどでの販売を開始する。

日本自動車連盟と警察庁の調査によると、チャイルドシートが正しく装着されていないケースは約63%を占め、その原因の多くがシートベルトの締め付け不足とされている。ISOFIX規格対応の場合、96%が適正に装着できることが検証されている（レーマー調べ）。

　ISOFIXは、従来のシートベルトによる固定方式で多く見られる、チャイルドシートの装着ミスを防止するために開発された新しい装着方式。自動車の座席側に取付けられた専用金具にチャイルドシートをドッキングさせることで、だれでも手早く確実に固定することができる。

国内では、2012年に乗用車へのISOFIX取付具の装着が完全実施されるのに伴い、新型車には順次採用されている。こうした対応車両の拡大などを受け、国内で初めて量販店での発売を開始するに至った。

『デュオ・プラス』は、ISOFIX規格対応に加え、同社が独自に開発した衝突時エネルギー変換システム“Pivot Link（ピボット・リンク）”を搭載するのが特徴。

“Pivot Link”は、衝突時に発生する前方への移動エネルギーを下方向に変換することで、頭部の移動距離を大幅に減少。これにより、前方座席などの内装類にお子さまの頭部が接触するなどの危険性を軽減する。

適応体重は9kgから18kg（9カ月から4歳）。安全基準“ECE R 44/04”に適合する。

■価格
デュオ・プラス：6万3000円