唯一のアメリカ生まれアメリカ育ちの往年のF1チャンピオンが他界

アメリカ生まれアメリカ育ちの往年のF1チャンピオンが亡くなりました。
ご冥福をお祈り申し上げます。

F1で唯一のアメリカ生まれチャンピオンであるフィル・ヒルが28日（木）、カリフォルニアで81年の生涯を終えた。フロリダで生まれたヒルは、フェラーリに在籍していた1961年にドライバーズタイトルを獲得し、通算3勝を記録している。

「フィルと私は何年にも渡って連絡を取り合っていたので、彼のフェラーリに対する情熱や愛情を、私が忘れることはないだろう」とフェラーリ会長のルカ・ディ・モンテゼモーロは語っている。

もう1人だけいるアメリカ人のワールドチャンピオン、マリオ・アンドレッティはイタリア生まれである。

伝えられるところによると、1966年にF1を引退していたヒルは、パーキンソン病による合併症で亡くなったようだ。

ヒルには、妻のアルマ、元F3000ドライバーである息子のデレク、娘のバネッサ、義理の娘であるジェニファーと4人の孫がいた。