ランドローバーが自動車60台を赤十字へ寄贈

ランドローバーのこの行為は非常に評価できます。
こういった取り組みは日本のメーカーも見習って欲しいですね。

ランドローバーは、英国赤十字社と世界中の支部に車両を60台寄贈。バッキンガム宮殿で行われた園遊会で、英国赤十字社のプリンス・オブ・ウェールズ総裁へ車両が引き渡された。

寄贈した車両の半分は、竜巻や洪水、地震などによって被災した地域での救援活動に役立てられる。また、シエラレオネやレソト、モンゴルなどといった厳しい地形を持つ地域でも活用される。

残りの車両は英国内の各地に配備。洪水など災害への対応や、公式行事などに使われる。また、一部の車両には特別な架裝（ストレッチャーや医療機器など）が施され救急車両としても利用される。

今回の寄贈を受けて、英国赤十字社の最高責任者であるニコラス・ヤング氏は、「英国赤十字・赤新月社の世界における活動に対し、ランドローバーから60台もの車両を寄贈していただいたことを大変嬉しく思っています。ランドローバーが60回目の誕生日を祝う記念すべき年、そして英国赤十字社が王室より認可を受けてから100周年目にあたるこの年に、ランドローバーは非常に寛大な取り組みを行ってくださいました。これは、赤十字が毎年世界中でサポートする何十万人もの人々のうちの何人かに、とても重要な意味をもたらすでしょう。最も助けを必要としている人々が、最も到達が困難な地域にいることがよくあります。ランドローバー車なら、そのような地域へもスタッフやボランティアを確実に運んでくれるはずです」とコメント。

一方、ランドローバーのフィル・ポッパム氏は、「赤十字が必要としている車両を60台寄贈することは、我々の60周年を記念するのにふさわしい、とても喜ばしいことです。険しく、そして遠い地域へ乗り込んでいくことのできるランドローバー車は、困っている人たちのもとへ、きっと素早く駆けつけることでしょう。我々はすでにランドローバーG4チャレンジを通して、赤十字とタッグを組んできましたが、今回の寄贈により、我々と赤十字の関係はより強固なものになりました」とコメントした。