ガソリン高響く、九州のテーマパーク、入場者3.5％減

やはり自動車で遠出を控えている人が多いのでしょうね。
九州運輸局が23日発表した、九州テーマパーク等振興協議会に加盟する施設の2007年度の入場者数は、前年度と比較が可能な12施設の合計で3.5％減だった。前年割れは2年ぶり。ガソリン高によるドライブの手控えが逆風となった。各施設は、外国人客や長期滞在客など増加が見込める客層を狙ったマーケティング策で巻き返しを図る。

12施設の合計入場者数は1138万人。ガソリンの価格高騰で「自家用車で行かざるを得ない施設への行楽を手控えている」（九州運輸局）のが主因だ。昨春には大阪府内の遊園地でジェットコースターの死亡事故があり、グリーンランドが同機種の運転を一時自粛するなど、大型設備を持つ施設への影響もあった。

横ばいもしくはプラスだったのは5施設だった。2.3％増と2年連続プラスとなったハウステンボス（長崎県佐世保市）は、外国人客の呼び込みが奏功した。